第4回「便秘のお話 ビフィズス菌だけ摂れば解決?」
- 岡崎孝賢(たかのり)
- 2019年3月1日
- 読了時間: 7分
第4回更新です。ご拝読頂きありがとうございます。
「便秘」についてのお話です。
便秘になると、お腹は苦しい、ぽっこりお腹(スタイルが悪くなる)等、良い事ないですよね・・・。
特に女性の方は便秘になりやすいようです。
今回は、弊社乳酸菌の愛用者Aさんから便秘について質問されたのでそれについて書こうと思います。
ちなみにAさんはご家族で膀胱炎の方がいらっしゃり、弊社乳酸菌を飲用した結果、改善したことでファンになって下さいました。
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「知り合いが便秘で困っている・・・」
とAさんから相談されました。
その知り合いの方をBさんとします。
Bさんは男性で元々便秘症状はない人です。
それが、便秘になり1週間以上出ていないとのこと。
普段、便秘に慣れている人ならと言ったら変ですが、元々症状がなかった人が1週間も出ないのは辛い事この上なしです。
ビフィズス菌は摂っているのに・・・
詳しく話を聞くと、Bさんは以前から定期購入で他社サプリメントを以前から飲んでいた。
私が確認するとその中には善玉菌で知られるビフィズス菌、有胞子性乳酸菌(数不明)が入っていました。
しかし便秘になり、しかも改善しないから不安になったそうです。
確かに、ちょっとした腸内環境の乱れだけであれば改善するはずです。
ですから他に原因があるのではないかと、更に詳しく話を聞きました。
最近、仕事の環境が変わった
Bさんは便秘になる数週間前に、仕事内容が少々変わり、その後に便秘になったようです。
私はここに原因があると感じました。
更にこれを確信したのは、愛用者Aさんがご自分の乳酸菌数本(弊社EF-2001乳酸菌1兆個入り)を飲ませたら「なんか出そう!」とBさんが言ったという話を聞いたからです。
腸は第2の脳 原因はストレスによる自律神経の乱れ?
Bさんは仕事の内容が変わり、慣れない仕事を続けていて少しずつストレスを感じていたようです。
それにより、腸の動きが悪くなったのだと思います。
最近はご存知の方も多いですが、腸は脳からの指令は受けていません。
自律神経がコントロールし、独自に動いています。
腸が第2の脳と言われる所以です。
もっと話すと、進化の過程で最初に出来たのは「腸」なのです。
私達の祖先がまだ、海で生活をしていた頃には脳は持っておらず、腸が生命活動の維持をしていました。
その後に、身体がどんどん大きく進化していく中で脳が出来ました。
故に腸は私達が生きていく中で欠かせない物なのです。
話を戻しますが、ストレスがかかると自律神経の働きが悪くなります。
すると、自律神経の交感神経と副交感神経の切り替わりが悪くなり腸にも影響を与えます。
交感神経・副交感神経とは?
自律神経は、交感神経・副交感神経に分かれます。
分かりやすく説明すると・・・
交感神経は皆さんが、仕事をしている時や試験前など緊張をしている時に働いています。
この時、消化器官等の動きは鈍くなります。
頭や筋肉の動きを優先している為です。
※ちなみに、交感神経が働きっぱなしだと血栓が出来やすくなります。
そして、副交感神経はリラックスしている時に働いています。
セロトニンというホルモン物質を放出させ、緊張した筋肉をほぐしたり眠気を誘ったりします。
副交感神経が働いている時は、消化器官の動きも良くなります。
逆にこの時は脳は休息状態です。
つまり私達はこの2つのオン・オフをして、バランスを取っているのです。
交感神経が過度に働き過ぎると・・・
仕事等のストレスが過度に続くと、交感神経・副交感神経のオン・オフが出来にくくなります。
特に、家に帰っても仕事モードから抜け出せない時等はなりやすいです。
先程も述べましたが、交感神経が働いている時は「緊張」しているということです。
この状態では、消化器官の動きは鈍っていますし頭は冴えてしまいます。
つまり、便秘や不眠になりやすくなります。
そして、反対の副交感神経が働く時に出るセロトニンですがこれは別名:幸せ物質と言われ
人が幸せを感じる時に出るホルモンでもあります。
交感神経のみが張り詰めている状態が長く続くと、幸せ物質も出ません。
したがって、やがてはうつ病にも繋がる可能性があるのです。
恐らく今回のBさんは、仕事によるストレスで交感神経が優位に働き過ぎていた為に便秘に繋がったのだと考えています。
Bさんが若干改善した理由 EF-2001乳酸菌と免疫系
では今回、Bさんが愛用者Aさんに勧められた弊社乳酸菌EF-2001で若干の改善が見込まれたのはなぜでしょうか?
人の体には、免疫系・神経系・内分泌系が存在し相互にバランスを取っています。

画像を見れば分かりますが、それぞれが関わり合っているので、どれか1つのバランスが崩れると他2つにも影響が及んでしまいます。
例えば、女性はホルモンバランスが乱れやすいですが、それによってイライラもしやすくなります。それは内分泌系が乱れることで神経系に影響を与えているのです。
その際に、口内炎が出来やすくもなります。それは免疫系にも影響を与えているからです。
Bさんの場合、過度なストレスにより自律神経の交感神経が優位になりました。
すると、ドーパミン等の身体を興奮させるホルモンが出やすくなるので更に交感神経が活発になるという負の連鎖です。
ここで、EF-2001乳酸菌がどのように関わってくるのか?
先ほど、1つのバランスが崩れたら他2つのバランスも崩れてしまうと述べました。
ということは、その逆もあるのです。
つまり、1つが改善出来たら他2つも相互作用で改善できるということです。
EF-2001乳酸菌はこの3つの中の「免疫系」に働きかけます。
免疫の主役は白血球です。
白血球は私達をウイルス等の外敵から守ってくれる兵隊です。
EF-2001にはBRM(免疫賦活物質)という、白血球の栄養素が格段に多く含まれています。
皆さんは「野菜を食べると風邪を引きにくい」という話を聞いた事がありますか?
実は野菜にもBRMが含まれているのです。
大根に多く含まれているのですが、その約90本分のBRMが含まれています。
それだけ多くのBRMがEF-2001には含まれています。
これにより白血球が活性化され、免疫系が整います。
すると他の「自律神経」「内分泌系」が整うということです。

上のグラフは各会社の乳酸菌を摂取した際の白血球の活性度を比較したものです。
同じ乳酸菌と比べてもEF-2001には多くのBRMが含まれているのです。
今後、Bさんには弊社商品(EF-2001乳酸菌1兆個入り)を飲んで頂き様子を見て頂きます。
有胞子性乳酸菌、ビフィズス菌とは?
Bさんが飲用していたサプリに入っていた有胞子性乳酸菌、ビフィズス菌はどのようなものだったのでしょうか?
・有胞子性乳酸菌(バチルスコアグランス)は休眠状態の菌です。
この乳酸菌は空気がある所では生きていけないので、自身に膜を張り休眠しています。
再び、空気のない所に入ると休眠状態から解かれて活動を開始します。
簡単に言うと「生きて腸に届く乳酸菌」です。
生きて腸に届くと良いというイメージが広まっていますが、乳酸菌が生きて届く事に関してはあまり意味がないです。
(詳しくは弊社HP「生きて届く乳酸菌神話」をご覧ください。)
それは簡単です。
①外部から生きた菌入ってくる訳ですから、身体は慌てて外へ追い出そうとします。
②乳酸菌で体感を得るには最低でも1兆個の菌が必要です。生きた菌をカプセルなどに入れようとしても数が入れ込めないので、免疫を活性化させる分にも量が足りないのです。
弊社の乳酸菌EF-2001は1gあたりに最低でも1兆個を含めています。
(最近では500mlに1000億個入りの飲料水も出てきましたね。)
・ビフィズス菌は腸内細菌の数でも大きなウエイトを占めています。
善玉菌と呼ばれるものですが、そこまで毎日毎日、ビフィズス菌が不足することはありません。
ですから、わざわざ注意して摂取する必要はありません。
摂ったとしても、いらないので放出されるだけです。
※抗生物質等を処方された時は必要な時もあります。

上記グラフは、EF-2001を摂取した際の腸内細菌の占有率を表したものです。
弊社乳酸菌を摂取しているだけでも、きちんとビフィズス菌が増えていることがお分かり頂けると思います。それは「免疫系」がしっかり整うからです。
必要な菌の割合は、腸が自分で決めるのです。
最後に。
簡単に書くつもりが、長くなってしまいました。
便秘のメカニズムが少しでもご理解頂けて、何かのお役に立てれば嬉しいです!!
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